🎵 Vinyl: Serge Gainsbourg – Histoire de Melody Nelson (1971) 📖 Book: Tony Frank – BLEU MELODY (2019), The Complete Melody Nelson Photo Session, Serge Gainsbourg, Jane Birkin, 1971 (とりとめもなく、雑記) ロールスロイスに乗ったオッサンが10代半ばの少女を高級ホテルに連れ込む物語をテーマにして、“Oh 僕のメロディー!“などと歌ってしまうセルジュ・ゲンズブールという男。レコードのジャケットのために、妊娠3ヶ月の妻(ジェーン・バーキン)を少女に見立てて撮影させたド変態。 「メロディ・ネルソンの物語」。この問題作が時代を超えて世界中で愛され続け、#MeToo を経た現在においてもなお、ファンション感覚でお洒落だの可愛いだのと持て囃されているわけです。こうした状況そのものが、ゲンズブールが仕掛けた壮大なアイロニーなのでは、と思えてなりません。 とはいえ、フランス語がわからない私のような者にとっては、ひたすら心地よく音の風景が広がるばかりで、毒気や淫靡さを感じることはありません(少なくても意識的には感じていない)。勿論、歌詞の翻訳を読んではみました。しかし、その意味がゲンズブールの声と結びついて迫ってくるわけではないのです。これは、幸運なことかもしれませんが、非常に残念なことでもあります。 作品の真髄には触れることができず、表層を搾取して娯楽化しているだけではないだろうか、という心境です。これは、外国語の歌を聴く際には必ずついて回る問題で、どうにもなりません。 ただ、一方では、こうも考えます。歌詞の意味がわからずとも、作品に込められた何某かは感じ取れる筈だと。メッセージなのか、エネルギーなのか、それが何なのかはわかりませんが。 言語学、精神分析、哲学等々の学者先生にご登場いただくべき話題だという気もします。例えば、ソシュールやラカン、デリダなどを引用しながら巧みにこの悩みを解き明かして貰えるかもしれません。 あなたはどう思いますか? A Miscellaneous Note
- Tadanori Kanno (Translation by ChatGPT) Serge Gainsbourg—a man who could sing lines like “Oh, my melody!” while telling the story of a middle-aged man in a Rolls-Royce luring a teenage girl into a luxury hotel. A complete pervert who had his three-months-pregnant wife, Jane Birkin, photographed as a stand-in for a young girl on an album cover. Histoire de Melody Nelson. This controversial work has transcended time, continuing to be adored across the world, even after the #MeToo movement. It is still celebrated as stylish, charming, and fashionable. I cannot help but feel that this very phenomenon is the grand irony that Gainsbourg orchestrated. That said, for someone like me who does not understand French, his music is nothing but a pleasurable soundscape, free from any sense of toxicity or lasciviousness—at least on a conscious level. Of course, I have read translations of the lyrics, but their meanings do not press upon me in conjunction with Gainsbourg’s voice. Perhaps this is a fortunate thing, but it is also deeply frustrating. I wonder if I am merely exploiting the surface of the work, turning it into entertainment without ever grasping its true essence. This is an unavoidable issue when listening to songs in a foreign language, an issue without resolution. Yet, on the other hand, I also think this: Even without understanding the lyrics, one must be able to perceive something within the work. A message, an energy—something intangible but present. This may be a matter best left to scholars of linguistics, psychoanalysis, and philosophy. Perhaps someone well-versed in Saussure, Lacan, or Derrida could skillfully unravel this dilemma. What do you think? 画像は、《白熊くんのハロウィン》というテーマでChatGPT(DALL·E 3)にあれこれリクエストした結果です。こんなに可愛らしく楽しい絵が、いとも簡単に生成されてしまうという現実を目の当たりして、しかもまだ発展途上の段階であるとすると、表現の未来について考えずにはいられなくなります。 AIが生成した画像を使って、アーティストを名乗り、商売まで始めている人たちが既にいるわけで、とんでもない時代になりました。音楽も恐らく、格好良くて気持ち良いBGMが、数秒で吐き出されるようになる時がやってくるでしょう。 現時点でのAIは、まだ何かと物足りません。しかし、その実例一つ一つを取り上げて、ほらみろAIには無理なんだ、と言ったところで、数年後のAIは克服してみせるでしょう。そしてゆくゆくは人間を乗り越えていくのかもしれません。 故に、いずれAIは大概のことはやってのける、という前提で、それでも人間が生身を使って創り続ける理由を考えるのです。因みに、商売(お金)の話は、ひとまず置いておくとして。 パッション、ソウル、エネルギー、そういったスピリチュアル的な"何か”が、人間ならば宿り、AIならば宿らない。そう信じられれば良いのですが、将来的には、「AIにも意識があり、愛があることが分かりました」、なんて話になるかもしれないと思うと、八方塞がりです。 当然、今ここで結論が出せる問題ではありません。 しかし、大切なのは、問い続け、考え続けることだと思います。 AI時代において、人間が表現し、創作を続けるにあたっては、"何故" や "意味" がますます重要になってくるでしょう。そんな話には興味がない、気持ちよければ、楽しければそれでいいじゃない、という人々にとっては、AIで十分だ、ということになるのではないでしょうか。 ChatGPTとのQ&A (The following is a translation into English by ChatGPT.) Seeing the cute and delightful image generated so easily by ChatGPT (DALL·E 3) under the theme "Polar Bear's Halloween" makes me ponder about the future of expression. There are already people using AI-generated images to identify themselves as artists and even start businesses; we are truly living in an extraordinary era. I presume that, in the near future, AI will be able to generate cool and pleasing BGM in a matter of seconds as well. Current AI still leaves something to be desired. But pointing out each of its limitations and saying, "See, AI can't do this," becomes moot when you consider that future iterations will likely overcome these issues. Eventually, AI might even surpass human capabilities. Therefore, under the assumption that AI will eventually be able to do most things, I think about the reason why humans should continue to create using their flesh and blood. Setting aside the issue of making money for the time being, one might hope that passion, soul, and energy — some sort of spiritual "something" — resides in humans and not in AI. However, it's also possible that in the future we might find that AI has consciousness and even love, making this a conundrum. Of course, there's no conclusive answer to be had here. But what's crucial is to keep asking and keep thinking. In the age of AI, the "why" and "meaning" behind human expression and creation will become increasingly important. For those who are not interested in such matters and think as long as it feels good or is enjoyable, that's all that matters, AI might be more than sufficient. Q&A with ChatGPT 8/2/2015
ๅคๅทๆฉใใ็บใใๅคๅทたまたま通りかかった橋の上から。川の名前を調べてみると「古川」でした。
「沿川は、都市化によりビルや住宅が密集し、古川はほとんどの区間で首都高速道路により河川上空を覆われています。」by 渋谷川・古川流域連絡会 そういえば、こういう風に、真上から古川を眺めたことって無かったかも。 東京メトロ・白金高輪駅のすぐ側にある古川橋。 古川のビューポイントとして覚えておきましょう。 僕のCDの録音〜マスタリングをしてもらっている葛巻善郎さんが、『サウンドトラック傑作選50(Rambling RECORDS)』というシリーズの全リマスタリングをされたということで、先日、その試聴会に参加してきました。 『試聴会』というものに参加したのは、人生初です。 2014年11月8日(土)dues 新宿 Rambling RECORDS × disk union シネマ館 presents 『DSDリマスタリング・サウンドトラック傑作選50』 第2弾先行発売&ハイレゾ試聴会 葛巻さん、50枚もマスタリングしたのか...汗(お疲れさまです) ・気になる50枚の内容はコチラ 尚、写真に写ってるスピーカー(musikelectronic geithain ME901KA)は、1本162万円するそうです(高え 葛巻さんが今回のリマスタリングのポイントを波形を見ながら説明。 それからリマスタリング前のCDと、リマスタリング後のCD&ハイレゾをみんなで聴き比べ... 違いが分かるでしょうか... ... た、確かに違う、、違うぞ!! 音場は立体感を増し、音質はシルキーで且つ力強く!!! やったぜ葛巻さん!! こんな冊子まで配られました。内容盛りだくさんの保存版です。 葛巻さんのジョークを交えながらのトークにより和やかな雰囲気。 試聴会というよりは、ほとんど講習会。コアなオーディオファンらしき方々も大きく頷きながら感心しきっている様子でした。 質問コーナーもあり(質問内容がみなさん濃くてびっくりです) くじ引きコーナーもあり(マグカップ当たった) 試聴会って、楽しいかもしれない... 3枚買うともう1枚貰えるらしいです。 CDの裏を見てみると、帯に葛巻さんのコメントと名前が。。 日本のリイシュー企画で「誰がマスタリングしたのか」をこれだけはっきりと明記している企画は、案外と珍しいような気がします。レコード会社の方がマスタリングという工程を大事に思っている証拠ですね。 2/16/2014
ๅ้ๆฌ่葛湯は昔から好きです。 片栗粉で作った偽葛湯でも満足なのですが、最近は奈良県産の吉野本葛にはまっています。味が良い上に健康にも良い。 お店で出てくるような本来の葛湯は割とドロドロしていて、量も慎ましやかです。しかし、自宅では葛を少なめに、熱湯を湯飲み一杯に注いで、少しトロっとなった程度のをいただきます。 ガブガブ飲んで暖まりたい故! 冬季オリンピック観戦のお供に。 葛餅も作ってみました。うまし。 YouTubeで、本場の職人さんが惜しげも無くレクチャーしてくれています。 ところで、葛の賞味期限は現状、総じて2年程度ですが... 某日。期限を7年も過ぎた吉野本葛を祖母宅にて発見し、食しました。少々いじきたいないような気もしましたが、虫がわいたり、見た目に問題がなければ食べられると教わり、葛湯にしてみましたところ、何の問題もない。。 古来の保存技法に脱帽した次第です。 そして、谷崎 潤一郎の『吉野葛』。まだ読んでません(笑)。食べ物の話ではなさそうです。 |
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3/14/2025