菅野
菅野忠則 Tadanori Kanno
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10/28/2013

孤独のグルメ

 
『孤独のグルメ』というTVドラマを見ていて、いいなあと思うのは、主人公の井之頭五郎と言う人が、(失礼ながら)そこまでは美味しくないだろ〜 という感じの料理であっても、「いいじゃないか〜!」と大満足するところ。

五郎サンの人物設定からして、いくらでも美味しいお店は知っていそう。高級な料理も沢山食べている筈なので、どこそこの何とかって店の方が上だ、と言う事も可能な筈ですが、彼は決してそれをしません。

今食べている料理のことだけをひたすら考えます。凄くいいですね。
居酒屋のパスタを「そこら辺のイタメシ屋より全然美味しい!」という学生に対して、五郎サンは心の中でつぶやきます。

「でも、青年よ… こういう店はどこかと比べられる味じゃないんだ。」

勿論、より高級なものを知っているに越したことはないとはいえ、しかしながら、目の前にあるものを自分が知っている別のものと比較することでしか評価できないのだとしたら、感性はどんどん貧しくなってしまうような気がします。

娯楽や芸術に関しても同じ事が言えそうですが、それならばまだしもです。

命をいただいているのが、食事。生き物を殺している、という認識があれば、おいそれと料理にケチをつけることはできないと思います

まあ、不味い物は不味いですけど…

食欲の秋。ということで、食べ物ネタでした。

そして、2013年10月は、以下の3カ所で演奏いたしました。
毎度、ありがとうございます。

2013,10,08 渋谷Wasted Time
イベント名:フォーキーな意図
出演:叶多/菅野忠則/Licca/ターニャ
曲目:遷ろい/恋(cover 松山千春)/それから/日が暮れる前に/彼女の絵

2013,10,11 日吉CALENDAR Cafe(暦茶屋)
イベント名:furah presents “Golden Dreamers”
出演:長谷川光志/菅野忠則/CLUB TEA/ハイクロニカ/furah
曲目:遷ろい/恋(cover 松山千春)/それから/粧い/彼女の絵

2013,10,23 阿佐ヶ谷Next Sunday
出演 : 安藤タカシ/利根川風太/菅野忠則/杉本亮×斉藤繁晴
曲目:遷ろい/座敷童子/生活の柄(cover 高田渡)/それから/約束/彼女の絵

10/21/2013

ANE BRUN『Rarities』

 
ノルウェー出身・ストックホルム在住の歌手 “Ane Brun(アーネ・ブルン)”の新作は、アコースティックなカバー曲集。

アンサンブルが凝っていた前作 “It All Starts With One" とは打って変わって、極めてシンプルでフォーキーな作品となっています。

ここ数年、歌い手としての貫禄がドッシリと付いて来た感じがする彼女だけに、新作は更に壮大な作品になるのではないかと予想しておりました。故に少々意外だったのですが、しかし、これが素晴らしく良い。

早速、本年度の私的ベストアルバムとして推させていただきます。

アウトトラック等を集めたボーナスディスクが付いており、ボリューム感も満点です。
Picture
カバー曲集ということで、オリジナルは誰か等々、色々と気になってくるわけですが、ブックレットには作曲者名程度しか情報が載っておりません。

仕方が無いので、ネットで色々調べました。結果は下記のとおり。

―Disc 1ー
  1. All My Tears|原曲:Julie Miller 
  2. Halo (feat. Linnea Olsson)|原曲:Beyonce
  3. Daring To Love|Ane Brun(多分新曲)
  4. From Me To You|原曲:The Beatles
  5. Tragedy|原曲:Emmylou Harris
  6. Ain’t No Cure For Love|原曲:Leonard Cohen
    *既発音源。レナード・コーエンのトリビュートアルバム “Cohen - The Scandinavian Report(2009年) ” に収録。
  7. Orphan Girl|原曲:Gillian Welch
  8. 1 Thing|原曲:Amerie
  9. If I Had A Ribbon Bow|原曲:Odetta
    *既発音源 。オデッタのトリビュートアルバム ”Beautiful Star: The Songs of Odetta(2009年)” に収録。
  10. It’s Alright (Baby’s Coming Back)|原曲:Eurythmics
  11. Oh Love (Piano Version)|Ane Brun(セルフカバー)
    *オリジナルは “
    It All Starts With One(2011年)" に収録。
―Disc 2ー
  1. The Opening (Ane Brun & Fleshquartet)
    *英BBCのTVドラマ”刑事ヴァレンダー(原題:Wallander)"のために作られたようです。
  2. Jóga – Live at the Polar Music Prize 2010
    *Bjorkのカバー。ライブ音源。 
  3. Falling Down
    *St. Thomas(Thomas Hansen)のカバー。
  4. Virvelvind
    *オリジナル曲。ノルウェーで毎年開催されているファンドレイジング・イベント”TV-aksjonen" 用に作られたらしい。2012年にシングル発売。売り上げは全額アムネスティーに寄付だそう。
  5. Fly On The Windscreen (Ane Brun & Vince Clarke)
    *Depeche Mode のカバー。米オカルト小説”The blessed(著:Tonya Hurley)のトレーラーの為に、Vince Clarke が Ane Brun をフューチャーして作ったイメージトラック。である模様。 
  6. Humming One Of Your Songs 2013
    *セルフカバー。オリジナルは1stアルバム”Spending Time with Morgan"に収録。
  7. Crawfish (Ane Brun & Club Killers)
    *Elvis Presley のカバー。詳細不明。
  8. Petrified Forest Road
    *恐らく、未発表オリジナル。ライブでは演奏していた模様。
  9. She Belongs To Me
    *ボブ・ディランのトリビュートアルバム”Subterranean Homesick Blues: A Tribute to Bob Dylan’s ‘Bringing It All Back Home’(2010年)" に収録。
数少ないであろう日本のAne Brunフリークの皆様…
… ひとりじゃないよ。

10/13/2013

伊勢神宮の川原大祓

 
先日、伊勢に行ってまいりました。

今年、20年に一度の式年遷宮を迎えた伊勢神宮。

その御遷宮の前日に行われた、”川原大祓"という神事(の行列)を目の当たりにし、
私、人生何度目かのカルチャーショック到来です。
Picture
緑豊かで広大な敷地を舞台に、ゆうに100名を超す神職が織り成す集団アート。
身震いしつつ静観いたしました。

決してふざけているわけではありません。
1300年以上もの歴史に敬意を込めて、芸術的にも滅茶苦茶素晴らしいのだということを、
​敢えてを申し上げます。

​皆さん、20年後は、ぜひご一緒に参りましょう!

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