菅野
菅野忠則 Tadanori Kanno
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11/13/2024

Furman『SS-6B』〜Return

 
Furman ファーマンの電源タップ「SS-6B」。
言うまでもなく、世界中で愛用されている名機です。

2010年に購入してから、気がつけばもう14年経ちました。

録音機材用として、プラグを替えたり、電磁波吸収テープを貼ったり、少々手を加えつつ、愛用してきました。不具合が生じたことは一度もありません。

​しかし、電源タップにも寿命があり、例えば、Panasonicの家庭用タップのコードには、交換目安として3〜5年と書いてあります。時々埃を取る等のクリーニングをしながらでも、古い電源タップを使い続ける最大のリスクは、接触抵抗の増大による発熱→発火、というパターン。

とはいえ、業務用やオーディオ用の場合はどうでしょう。
何万円もする高価なタップを使用している志高き人々も大勢います。それを3〜5年で交換しなければならない、なんてことになったら、世界中で悲鳴が上がるに違いありません。

この「SS-6B」は、そこまで高額ではないといえ、電源タップとしては十分に高い買い物です。
最低でも10年は使わせて欲しいと願うのは悪いことですか?、と涙ぐんでしまいます。
​
加えて、ChatGPTによると
「ノイズフィルターやサージプロテクターは経年劣化によって
性能が低下することがあります」
​
とのこと。AIを信頼することは未だ難しいですが、それはありえると思ってしまいました。

そういうわけで、まだ使えそうではありますが、念の為、新調することに。

​旧SS-6Bのプラグを交換した関連記事はコチラ

↓↓新品↓↓
14年前と構造は変わってないようです。
フィルター基盤も、取り外してみないと断言できませんが、変わってなさそう。
表面のプリントロゴとか、蓋裏の絶縁フィルム?とか、
マイナーチェンジはしています。

​例の如く、少しカスタマイズしました。
・底蓋裏の絶縁フィルム?の上に、電磁波吸収シートを貼り付け
・ノイズフィルターの直前に非磁性体ノイズ抑制テープ(パルシャット)を少し巻く
・ケーブル(4.6m)を2m程度に切り詰め、ちょっと良いプラグを取り付け
・底面にゴム足(インシュレーター)を取り付け

これで音が良くなるのか。それは分かりませんが、そういう問題ではありません。
自分なりに手を加えることで、愛着が、いや、愛が生まれるかもしれません。

それでは、ノイズレスでクリアな電源で、良いレコーディングを。
電源タップにも愛=LOVEをこめて...

English Summary (by ChatGPT):
I’ve used the Furman SS-6B power strip for 14 years, making minor customizations like replacing the plug and adding electromagnetic wave absorption tape for recording. Though it’s held up well, all power strips have a lifespan, and potential risks like increased resistance and fire are concerns. Deciding to replace it for safety, I customized the new one with tweaks for love and attachment, even if sound improvement is uncertain. Here’s to great recordings with a noise-free power supply!

Search Keywords:
    •    Furman SS-6B
    •    Power strip for recording
    •    Audio equipment safety
    •    Customizing studio gear
    •    Noise suppression tips

8/17/2022

SHURE V-15 Type IV + SAS針

 
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以前にフリマで入手した"SHURE V-15 Type IV" のボディに、JICOのSAS針を装着。
ボディは年代物ですが、ちゃんと音が出ました。

繊細で冷静 しかし
熱くあるべきときには熱く
秘めた情熱を垣間見せながら
アダルトに音を奏でる
...マンダム

​そんなポエムです。

2025年4月28日(追記):

SHURE V-15 Type IV + SAS

カンチレバーの先から針が取れてしまった。
妙なポエムを投稿しておきながら、実は、高域が強すぎて、中低域が物足りず、あまり使っていなかった… にも関わらず。
​
負荷容量のマッチングが悪いのかと、フォノイコの入力容量をいじったり、ケーブルを変えてみるなどして調整を試みたが、好みのバランスにならないままだった。勿論、他の機材との相性もあるだろうから、あくまでも、うちの、"なんとなく、レコード" な環境では、という話。
(ハズレ針だった可能性もあるのかなー)

気に入らないなら持っていても仕方ないのだが、
売却するにしても、針があった方が良いだろうと思い、
予定外の出費に涙を堪えつつ、価格的にはグレードを下げてSダエン(JICOの)に換装。

ところが、これで中低域がドカドカ出て迫力満点。格好良く大変身。
SASと比較すると、やはり解像度は下がり、シビランス(サ行)の歪みも増えるが、剥き出しの音が固まりになってガツンと迫ってくる。輪郭にじわっと倍音が滲む感じと、絶妙な緩さが味わい深く、とにかくパワフル且つ生々しくて熱い。

“TRIO V-38 + SAS” がめちゃくちゃ気に入っているので、今後も出番は少ないかもしれないが、
時々これでハードなロックを聴きたいと思う。

めでたし。

P.S.
フォノイコの負荷容量設定:0pF
フォノ用RCAケーブルの静電容量:160pF
→これでバッチリ

プレーヤー(ターンテーブル)の静電容量、どれくらいあるのかしら。
説明書に書いておいて欲しいよね。


#アナログ #レコード #Type4 #タイプ4  #V15

6/13/2022

Nagaoka MP-150に200の針

 
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Nagaoka ナガオカのレコードカートリッジ "MP-150" に、上位機種である"MP-200"の針(JNP-200)を装着してみました。海外の掲示板で、この組み合わせを絶賛する書き込みが散見されます。

分かりやすく音質向上。
レゴっぽい見た目も、​良い感じです。

#アナログ #カートリッジ #MM

12/3/2020

JICO N-38 SAS/B (TRIO トリオ V-38用SAS針)

 
前回投稿した "TRIO トリオ(KENWOOD) カートリッジ『V-38』" の続編です。
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JICO 日本精機宝石工業株式会社 が受注生産している互換針を入手しました。
​
​SAS (Super Analog Stylus、通称SAS針)という種類で、
JICOが開発し、JICOでしか作っていない針です。

​カッティング針(レコードの原盤を削る際に使用する針)の形状に近く、
​レコードの溝の奥まで届き、他の針では拾えない音まで拾うそうです。
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めちゃくちゃ細いカンチレバー(出っ張ってる棒)の先に、
極小のダイヤモンドチップが取り付けられています。
​見るからに技術の高さが伺えます。
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取り付ければ隠れてしまう部分に社名の刻印。
​こういうの、凄くいいですね。
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肝心の音ですが、解像度が大幅に向上して、歪みは激減しました。
これは凄い。

​幾分ボワついていた低域もいい感じに引き締まり、
大分ハイファイになった印象ですが、元々の音の肌触りや迫力は失われていません。

精彩でクリア、且つ柔らかく暖かい音がします。とても心地よく響きます。
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これぞ正しく"NEWビンテージ"
​
況や "クラシック・モダン" ではないだろうかと思います。

SAS針。素晴らしいレコード針。
SASが=流石です。

【関連記事】
  • TRIO トリオ・カートリッジ『V-38』​

11/18/2020

TRIO トリオ・カートリッジ『V-38』

 
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TRIO トリオ(KENWOOD)のレコード・カートリッジ『V-38』。
​道具箱の底で眠っていました。
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1970年頃に発売された同社のコンポ「ST-6J」に付属していたMMカートリッジです。
コンポ自体はCD4(4チャンネル再生)に対応していますが、このV-38はステレオ用です。
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このままプレーヤーに取り付けてみましたが、音が出たり出なかったり、まともに再生できません。
よく見るとヘッドシェルがグラグラと横揺れして不安定です。

​針がカンチレバーから取れかけていました。
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某量販店でNAGAOKAの互換針を入手。丸針です。
​今だに新品が販売されていることに驚きました。

​ついでに、重すぎて扱い辛いヘッドシェルと、ボロボロのリード線も交換しましょう。
画像
因みにこれ、ヘッド側にLE/REと文字があるので、ヘッド側がCOLD(−)だと思われます。元のヘッドシェルにもそういう配線をしてありました。

​​刻印に従って配線する場合、以下の図(自作)のようになる筈です。
写真TRIO V-38 配線図 © 2025 Tadanori Kanno. Licensed under CC BY-ND 4.0.
TRIO V-38 配線図 © 2025 Tadanori Kanno. Licensed under CC BY-ND 4.0.
​
​V-38のコネクタピンは太く、結線に少々手間取りましたが、
問題なく配線できたと思います。装いも新たに心機一転。あらためて聴いてみましょう。
写真

​如何にも"レコードの音!!"という感じで力強くダイナミックなサウンド。
丸針なので無骨ではありますが、フワっと空間の広がりも感じられます。
聴いていてとても気持ちが良いです。

​
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50年前のカートリッジが元気に演奏しています。

​互換針
・NAGAOKA ナガオカ "87-38"

・JICO N-38 SAS/B
・オークションにてetc

【関連記事】
  • JICO N-38 SAS/B (TRIO トリオ V-38用SAS針)​

7/28/2019

水晶・クリスタルを機材の上に乗せたり添えたりすると音が変わるという話について

 
水晶・クリスタルを音響機器に乗せたり添えたりするだけで音が変わる、
というヤバイ記事をいくつか読みました。

  • 「クリスタルで音が変わる??|Jazz Maffia BLOG by SWING-O」
  • 「冴え渡るクリスタル|十川ともじのモジモジ日記」

著名なプロデューサーやキーボーディストが揃って "変わった" と断言しており、
最早無視できる状況ではなさそうです。

要は電流なので何したって変化があって不思議ではないのかもしれませんが、
音ネタとしては"マイ電柱"の話を初めて聞いたとき以来の衝撃です。

そういうわけで、試しに僕も乗せてみました。
​
​果たして。。。

​#レコーディング #オーディオ #電源
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8/18/2018

壁コンセントの件(Panasonic WN1318K & Oyaide SWO-GX ULTIMO)

 
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Panasonic WN1318K に WF5018K をインサート
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Oyaide SWO-GX ULTIMO にPanasonic WF5018K をインサート
コンセントは事前に秋葉原で入手し、
先日、街の電気屋さんに交換していただきました。


​やはり頼りになるのは街の電気屋さんです。

8/16/2018

電源タップの件(FURMAN SS-6B & Panasonic WF5018K)

 
FURMAN(ファーマン)の電源タップ『SS-6B』の長すぎるケーブルを切断し、
パナソニックの医用プラグ『WF5018K』を取り付けた想い出フォトグラフ。

やり方はネットで検索。
皮膜を剥き、穴に差し込み、ネジを締める...

それだけですが、導線がバラけないように穴に通すのが中々難しく、
更に、ひっぱても抜けない程度にまでネジを締めるのも一苦労(手が痛い)
そういうわけで、もう一台(二台あるので)には圧着端子(裸端子 丸型 R2-3.5)を使ってみたところ、手間取ることもなく簡単に取り付けられました。圧着端子って素晴らしいです。

でも圧着端子って音に影響するのだろうか...、と、ふと考えてしまいましたが、
気にするなー気にするなー、と自分に言いきかせました。

ではまた

10/21/2015

マーチン(Martin)弦の新パッケージ

 
マーチン(Martin)の弦。噂の新パッケージを初めて手にしました。紙製だったケースがポリプロピレン製(PP)に変わっています。吸水性が非常に低い、つまり湿気に強い素材のようなので、大量にまとめ買いする人が増えるのではないかな、という気がします。

10/17/2015

最近の弾語自録

 
最近の弾語自録。二曲。
​
​SoundCloud

​YouTube

​そんな自録の風景

ところで、上の写真が、Telefunken社のInstagramに転載されていました。

TELEFUNKEN Elektroakustik M80 dynamic microphone. Photo via @canno003. #telefunken #telefunkenmics #m80 #dynamicmic #mic #microphone #audio #gear #recording #studio

Telefunken Elektroakustikさん(@telefunken_mics)が投稿した写真 - 2015 10月 8 7:07午前 PDT


​いいね、が沢山付いています 笑
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