先日、『愛を弾く女』というおフランス映画を十数年ぶりに再観しました際、以前は何となく聞き流していたサウンドトラックに耳を奪われました。エマニュエル・べアール演じるカミーユというヴァイオリン奏者とその仲間たちが演奏している音楽が、どれもとんでもなく素晴らしいなと。
ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、のトリオで奏でられる楽曲群。ノスタルジックでありながら、現代音楽的な冷ややかさもあり、分かり易いかと思えば破天荒。ゆったりとして心地よいかと思えばスリリングに迫って来もする! こいつはヤバイぜ!! 早速、Amazon でサウンドトラック盤を探してみますと、あっさりと見つかりましたが、サブタイトルに「ラヴェル 室内楽作品集」とあり、ここで初めてクラシック音楽であることを認識した次第です。映画の中で言ってたような気もするけど... ハハ なーんだ、ラヴェルって有名じゃん! さて、クラシック音楽であれば、より良い形でそれらが収められているアルバムが他にある筈。というのは、「CDの買い方マニュアル」に書いてありますので(嘘)、当然のようにそれを探してみましたところ、ございました。 『ラヴェル:室内楽作品集&ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ』
録音:1973年, ジャン=ジャック・カントロフ(ヴァイオリン), ジャック・ルヴィエ(ピアノ), フィリップ・ミュレ(チェロ)
サウンドトラック盤に収録されている全曲プラスαの2枚組!しかも、演奏者はサウンドトラック盤と同じ方々。 『愛を弾く女 - デラックス・エディション』と言っても過言ではない充実の内容となっております。 〜愛を弾く女 - 予告編〜 尚、映画の方も、個人的に心の名作です。 まだご覧になっていない方は、是非。
2/16/2014
吉野本葛葛湯は昔から好きです。 片栗粉で作った偽葛湯でも満足なのですが、最近は奈良県産の吉野本葛にはまっています。味が良い上に健康にも良い。 お店で出てくるような本来の葛湯は割とドロドロしていて、量も慎ましやかです。しかし、自宅では葛を少なめに、熱湯を湯飲み一杯に注いで、少しトロっとなった程度のをいただきます。 ガブガブ飲んで暖まりたい故! 冬季オリンピック観戦のお供に。 葛餅も作ってみました。うまし。 YouTubeで、本場の職人さんが惜しげも無くレクチャーしてくれています。 ところで、葛の賞味期限は現状、総じて2年程度ですが... 某日。期限を7年も過ぎた吉野本葛を祖母宅にて発見し、食しました。少々いじきたいないような気もしましたが、虫がわいたり、見た目に問題がなければ食べられると教わり、葛湯にしてみましたところ、何の問題もない。。 古来の保存技法に脱帽した次第です。 そして、谷崎 潤一郎の『吉野葛』。まだ読んでません(笑)。食べ物の話ではなさそうです。 19年も前に買ったCD。。随分と久しぶりに聴いてみて、あらためて凄くいいなと思いました。 もはや記憶が定かではないのですが、クロスビートという洋楽ロック雑誌で褒められていたのを見て買ったのだろうと思います。詳細はネットで検索、なんてことを自分はまだしていなかった当時ですので、得体が知れない存在のまま、聴いていました。そんなCD山ほどあります。あの頃は、海外インディーズの輸入盤なら、それが普通でした。 でも、今日、あらためて検索。 オフィシャルサイト的なものは見当たらないものの、Wikipedia でいとも簡単にディスコグラフィーもバイオグラフィーも掴めてしまいます。あまりの容易さに、泣けてきます。本人たちが運営しているらしいFacebookページもあります。SoundCloudもあります。 (こんなご時世。ライナーノーツなんて... と言いたくなる気持ちも良からなくはないですね。。) オーストラリアのチェンバーポップバンド。所謂ギターポップ系と言った方が話が早いかも(1stはラフトレードから出てるし)。曲調は全体的にメロウで、歌声は幾分渋く、でも爽やか。サウンドはカラッと軽快。とにもかくにもグッドメロディー。 1995年の3rd。2010年にリマスター再発されています。 オススメデス。 2/4/2014
NPR MUSIC TINY DESK CONCERTアメリカの『NPR(旧称:ナショナル・パブリック・ラジオ)』が公開しているライブ動画はどれも凄くいいけど、中でも特に好きなのが「Tiny Desk Concert」というシリーズ。 NPRのオフィスで収録されたアットホームで心温まるアコースティック・セッションの数々。大御所や超有名どころから、新人・インディーズ系まで幅広く出演。ジャンルも様々。でも、普段はエレクトリックなアーティストも、ここではしっかりアコ系になる。 現時点で180本程アップされており、保存版にしておきたいセッションが山盛り。 Lyle Lovett Adele The Swell Season(Glen Hansard & Marketa Irglova) Horse Feathers ... でもやっぱり、生で聴きたいが。。 |
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2/18/2014