浅草寺(2015年7月10日, 18時頃) 日も暮れかけていましたが、まだまだ大盛況。 四万六千日詣で 四万六千日詣でたのと同じご利益が得られるスペシャルデイ。太っ腹! ほおずき市 萼(がく)が大きいものはほぼ売り切れ。それでも売り子さん達の呼び声は高らかに、まだまだこれからだとばかりに活気溢れていました。 浅草神社 ではまた
「Came Rain」*Track 1。両耳に吐息交じりに歌いかけるという、なにやらマニアック路線なPV。真ん中にいるのはメンバーのネッド氏。終始恍惚の表情です。 The Cabin Project / ザ・キャビン・プロジェクトは、女性ボーカル2名と、楽器担当の男性2名からなるベルギーのユニット。 - member - Kira Skov (vocal) Marie Fisker (vocal, guitar) Oliver Hoiness (guitar) Ned Ferm (Sax, Flute, Keyboard) 画像の品は、ダニエル・ラノアとの仕事で知られる敏腕エンジニア MARK HOWARD と共にカナダの森の中(の家)で2013年に録音され、2014年にリリースされたアルバム。 アシッド・フォークを思わせる冷やかで幽玄なアンサンブル。浮遊感漂うフィードバック・ギターや、ミニマルなエレクトロ・トラックと絡み合うサックスetcにはフリージャズな一面も。そして、時に子守唄のような優しく、時に呪文のように怪しく囁くツイン・ボーカルが本当に素晴らしいです。 ボーカルの二人は元々、それぞれベルギーでは人気のシンガーのようで、2007年にJohnny CashのトリビュートTV番組でデュエットしたのをきっかけとして、年月を経て今回のプロジェクトへと至った模様。各々のソロ作品も良さそうです。 1954年の西部劇『大砂塵(Johnny Guitar)』の主題歌「Johnny Guitar」のカバー *Track 4。オリジナル歌手はペギー・リー(PEGGY LEE)。原曲のイメージもしっかりと残しつつの大胆なアレンジ。お見事です。 7/2/2015
三ノ輪の浄閑寺。某日。某日。三ノ輪の浄閑寺を尋ねました。2年ぶり。2回目。 僕が浄閑寺に興味を持ったきっかけは、市川雷蔵主演の眠狂四郎シリーズでした。風来坊の眠狂四郎ですが、彼が塒(ねぐら)としているのが"浄閑寺"だという設定になっています。 『浅草か。俺の住まいも吉原裏の浄閑寺だ。 ー 眠狂四郎(市川雷蔵) 』眠狂四郎人肌蜘蛛 / 1968年 日比谷線の三ノ輪駅(北口)から徒歩1分程度。見た感じは普通のお寺さんです。 『この寺は投げ込み寺といってね。吉原の遊女が病死した者、心中した者を葬ってあるんだ。ー 眠狂四郎(市川雷蔵) 』眠狂四郎勝負 / 1964年 眠様が仰ったとおり、ここが遊女が葬られる「投込寺(なげこみでら)」であったことが記されています。「生まれては苦界、死しては浄閑寺」... いきなり悲しい。 『お経も読まず、お墓も無くて、ただお金二百文を添えてこのお寺へ送って、惣墓(そうばか)って言う、穴の中に投げ込むんです。ー つや(高田美和)』眠狂四郎勝負 / 1964年 その"惣墓(そうばか)"を改修して建立された「新吉原総霊塔」が下の写真。 『その墓は、貧しい遊女たちが、病気や心中で死んだ時、銭二百文を添えて、その亡骸を穴の中へ放り込む。そういう命の印の無縁仏だ。 ー 眠狂四郎(市川雷蔵) 』眠狂四郎多情剣 / 1966年 浄閑寺のホームページには、ここに推定2万5千人が眠っていると書かれています。病気で亡くなった遊女ばかりではなく、災害で亡くなった方、又、遊女の子や遊郭関係の方も含まれているようです。 『惨い事だあ。ー 朝比奈伊織(加藤嘉)』眠狂四郎勝負 / 1964年 浄閑寺を出て斜め右手にある通り。スカイツリーが見えます。 遊女たちの悲しい末路に思いを馳せて沈んだ気持ちも、青空にそび立つスカイツリーを眺めれば、少しは晴れるかもしれません。ま、所詮は逃避でしかありませんが...。 だったら行くなよ〜という声も聞こえてきそうですが、もし、浄閑寺へ行くならば、晴れの日がお勧めです。 都電荒川線の三ノ輪橋停留所からも歩いて直ぐ。
『いい加減に帰ったらどうだ!?...。酔狂な!三ノ輪の浄閑寺は遠いぞ!ー 眠狂四郎(市川雷蔵) 』眠狂四郎勝負 / 1964年 今では駅近です。眠様。 |
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11月 2024
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7/30/2015