昨年(2011年)発売された、ニーナ・シモンのボックス・セット。彼女がRCAに残した下記アルバム9枚がセットになっています。 CD1 - Nina Simone Sings The Blues (1967) CD2 - Silk & Soul (1967) CD3 - ‘Nuff Said (1968) CD4 - Nina Simone & Piano (1969) CD5 - To Love Somebody (1969) CD6 - Black Gold (1970) CD7 - Here Comes The Sun (1971) CD8 - Emergency Ward (1972) CD9 - It Is Finished (1974) CD1と2は、過去盤と同じマスターを使用しているらしいですが、どの盤なのかは不明です(音質は十分良いです)。CD3~9はマーク・ウィルダーというエンジニアがニューヨークのスタジオで新規リマスターを施しています(情報元:ブックレット+SONY MUSIC SHOP)。 リマスターの音質について参考までに、Nina Simone & Piano(CD-3)について、2001年発売の輸入盤、BMGジャパンの現行盤(K2 24bit マスター)の2枚と比較した感想ですが… 音圧に関しては、2001年盤よりは高く、BMGジャパン盤よりは低くなっています。 奥行きやダイナミクスに関しては、どちらと比較しても明らかにグレードアップしていています。 パッケージについては、写真のとおりショボイです。 なので、パッケージより中身と価格、って方にお薦め。 尚、ブックレットに記載されているCD-1のボーナストラック2曲が実際には収録されていない、ということで、マニアの間では既に曰くつきのボックスとなっているようですね。 よく気が付くよなあ…そういうこと。 コメントの受け付けは終了しました。
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12月 2023
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1/15/2012