「Came Rain」*Track 1。両耳に吐息交じりに歌いかけるという、なにやらマニアック路線なPV。真ん中にいるのはメンバーのネッド氏。終始恍惚の表情です。 The Cabin Project / ザ・キャビン・プロジェクトは、女性ボーカル2名と、楽器担当の男性2名からなるベルギーのユニット。 - member - Kira Skov (vocal) Marie Fisker (vocal, guitar) Oliver Hoiness (guitar) Ned Ferm (Sax, Flute, Keyboard) 画像の品は、ダニエル・ラノアとの仕事で知られる敏腕エンジニア MARK HOWARD と共にカナダの森の中(の家)で2013年に録音され、2014年にリリースされたアルバム。 アシッド・フォークを思わせる冷やかで幽玄なアンサンブル。浮遊感漂うフィードバック・ギターや、ミニマルなエレクトロ・トラックと絡み合うサックスetcにはフリージャズな一面も。そして、時に子守唄のような優しく、時に呪文のように怪しく囁くツイン・ボーカルが本当に素晴らしいです。 ボーカルの二人は元々、それぞれベルギーでは人気のシンガーのようで、2007年にJohnny CashのトリビュートTV番組でデュエットしたのをきっかけとして、年月を経て今回のプロジェクトへと至った模様。各々のソロ作品も良さそうです。 1954年の西部劇『大砂塵(Johnny Guitar)』の主題歌「Johnny Guitar」のカバー *Track 4。オリジナル歌手はペギー・リー(PEGGY LEE)。原曲のイメージもしっかりと残しつつの大胆なアレンジ。お見事です。 コメントの受け付けは終了しました。
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11月 2024
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7/6/2015